投資を始めるときに意外と検討されないのが「どう終えるか」です。蓄電池投資の出口は大きく3つ。稼働中の売却、事業終了時の撤去、そして蓄電池のリサイクルです。今回はこの出口戦略を整理します。
出口① 稼働中の物件売却
蓄電池は稼働実績のある収益設備として、途中で第三者に売却するという選択肢があります。系統連系の権利と収益実績が付いた物件は、これから連系申請する案件より運転開始までの不確実性が小さいため、買い手にとって価値があります。
売却を視野に入れるなら、日頃から売却しやすい状態を保つことが大切です。具体的には、メンテナンス記録・収益実績の整理、契約書類(借地契約・アグリゲーター契約)の管理です。
出口② 事業終了時の撤去
設備の寿命や借地契約の満了で事業を終える場合、設備の撤去と土地の原状回復が必要になります。ここで問題になるのが撤去費用です。
撤去には電気工事・基礎撤去・運搬・処分が含まれ、外部業者に一括発注するとまとまった費用になります。販売会社に撤去の想定費用を最初に聞いておくことをおすすめします。答えられない会社は、出口を考えずに販売している可能性があります。
当社は電気工事会社として自社施工しているため、撤去も自社で対応でき、外注を挟むより費用を抑えられます。さらにグループ内に産業廃棄物運搬会社があり、撤去から運搬・処分までグループ内で完結します(無料引き取りができる理由参照)。
出口③ 蓄電池のリサイクル価値
使用済み蓄電池は単なる廃棄物ではありません。内部にはリチウム・ニッケル・コバルトなどの金属が含まれ、資源としての回収価値があります(蓄電池に眠る有価物参照)。リサイクル体制の整備も進みつつあり、処分コストの一部をリサイクル価値で相殺できる可能性があります。
「処分にいくらかかるか」だけでなく「資源としていくらの価値が残るか」まで含めて考えるのが、これからの蓄電池投資の出口です。
始める前に確認すべき出口チェックリスト
- 撤去費用の概算を提示してもらえるか
- 撤去・処分を誰が担うのか(自社か外注か)
- 借地契約の原状回復義務の範囲
- 稼働中売却の際にサポートがあるか
まとめ
出口まで見通せる投資は、途中の判断も迷いません。当社は施工・保守から撤去・処分まで一貫して自社グループで対応できる体制を強みとしています。出口も含めた収支の考え方は、無料相談で個別にご説明します。
※撤去費用・リサイクル価値は時期・条件により変動します。
