市場の拡大期には、残念ながら実態の薄い業者も現れます。蓄電池投資は長い付き合いになる買い物です。今回は、会社を見分ける8つのチェックポイントをお伝えします。当社自身もこの基準で見ていただいて構いません。
① 施工の実体があるか
販売だけの会社か、自社で施工できる会社か。建設業許可・電気工事業の登録の有無は公的に確認できます。施工実体のない会社は、工事を外注するため価格に中間マージンが乗り、トラブル時も「工事会社に確認します」の伝言ゲームになりがちです(中間マージンとは何か参照)。
② 下振れシナリオを説明するか
上振れケースの収益だけで説明する会社は要注意です。誠実な会社は、収益が想定を下回った場合の数字を自分から提示します。
③ 経費の内訳を開示するか
地代・保険・保守費・通信費。実質利回りの計算に必要な経費を質問して、即答できるか。「そこは大丈夫です」で流す会社は避けましょう(実質利回りの考え方参照)。
④ 系統連系の進捗を書面で示せるか
「連系は問題ありません」ではなく、接続検討回答書や契約申込の状況など、進捗を裏付ける書面を商談で示せるか。
⑤ 保守体制と駆けつけ距離
故障時に誰が・どこから・何時間で来るのか。設置場所から遠い会社しか保守できない物件は、稼働停止リスクが構造的に高くなります。
⑥ 出口(撤去・処分)の説明があるか
撤去費用の概算、処分の体制を最初から説明できるか。出口の話を避ける会社は、売った後のことを考えていない可能性があります(出口戦略参照)。
⑦ 契約を急かさないか
「今日決めれば」「この価格は今だけ」——期限で判断を迫る手法は、内容で勝負できない裏返しであることが多いです。制度変更などの実在する期限であっても、検討時間を与えない会社は信頼に値しません。
⑧ 会社の実在性・継続性
所在地・代表者・沿革・本業の実績。長期の保守を任せる相手として、10年後も存在していそうな会社かという視点で見てください。
チェックの使い方
8項目すべてを商談で質問して構いません。まともな会社ほど、この種の質問を歓迎します。質問を嫌がるかどうか自体が、最大の判定材料です。
当社は電気工事会社として自社施工・自社保守を行い、物件概要書で情報開示を行っています。上記の質問、すべてお受けしますので、無料相談でぶつけてください。
