ふだん何気なく通り過ぎている電柱。よく見ると、一本ずつに**番号の書かれた札(プレート)**が付いています。
今日は少し肩の力を抜いて、この「電柱の番号」の話をします。
番号札は地上3メートルほどの高さに
九州電力送配電の案内によると、電柱番号のプレートは地上から3メートルほどの高さに取り付けられています。
電柱番号には、電力用とNTT用の2種類があり、1本の電柱に両方のプレートが付いていることもあります。プレートが上に付いている方が、その電柱を所有している事業者だそうです。
九州電力送配電の電柱番号は、
- 横書きの数字3桁
- 縦書きのカタカナ1文字
- 縦書きの数字3桁
の組み合わせで、たとえば「247エ714」のように読みます。
番号は電柱の「住所」
この番号が役に立つのは、場所を正確に伝えたいときです。
九州電力送配電は、電柱の上の鳥の巣や、電柱に巻き付いたカズラなどを見つけたときの連絡について、可能であれば電柱番号を知らせてほしいと案内しています。チャットでの問い合わせでは、番号を写真に撮って送ることもでき、番号が読み取りにくいときは付近の別の電柱の番号でもよいとのことです。
「〇〇さんの家の前の電柱」と言葉で説明するより、番号を一つ伝えるほうがずっと確実です。電柱の番号は、まさに**電柱の「住所」**の役割を果たしています。
系統連系も、まず近くの電柱から
蓄電池を電力系統につなぐときも、出発点は電柱です。
蓄電池の電気は、敷地の近くの電柱から引き込んだ線を通じて、電力系統とやり取りします。そのため、
- どの電柱から引き込むことになるか
- その電柱まではどのくらいの距離があるか
- その先の電線や変圧器はどうなっているか
といったことが、連系の検討や工事の内容に関わってきます。
当社では、設置の前に事前の現地調査を行い、こうした点を実際に現地で確認しています。地図の上で「この辺りなら大丈夫そう」と判断するのではなく、電柱一本一本の単位で見るのが基本です(系統連系に「枠」はあるのか)。
散歩のついでに
次に電柱の横を通るときは、少し見上げてみてください。上下に2枚のプレートが並んでいたら、上が電柱の持ち主です。
ふだん意識しない電柱にも、一本ずつ「住所」があり、その一本一本が電気の通り道を支えています。
出典:
- 九州電力送配電「電柱敷地料関係」(電柱番号の確認方法)
- 九州電力送配電「鳥の巣やカズラの巻き付きなどを発見されたらご連絡ください」
※電柱番号の表記はエリアや設備により異なる場合があります。電柱や電線の異常に気づいたときは、近づかずに送配電会社へ連絡してください。
