業界動向2026-09-01読了 1分
連載「電気が資産になる時代」第1回/全15回
2025年11月末、イーロン・マスク氏がインタビューで語った一言が世界で話題になりました。「エネルギーこそが真の通貨(リアル・カレンシー)である」。
お金は政府が法律で発行できます。しかし電気は、法律では1kWhも作れません。発電所と燃料と送電網という物理的な裏付けがなければ存在しない——だからエネルギーは偽造もごまかしも効かない「本物の通貨」だ、というのがマスク氏の主張です。
さらに同氏は、AIとロボットが労働を代替する未来では「お金という概念」そのものが薄れ、電力を生み出す能力やエネルギー自体が究極の資産・価値基準になるとまで述べています。
突飛な話に聞こえるでしょうか。しかし、電気工事会社として日々系統と向き合う私たちには、この変化の兆しがすでに現場の数字として見えています。本シリーズでは15回にわたり、「電気が資産になる時代」に何が起きているのか、そしてそこにどんな投資機会があるのかを解説していきます。
エネルギーを資産として持つ——その最も現実的な手段が、低圧蓄電池への投資です。連載を通じて、その仕組みと数字を順に見ていきます。
