「運用が順調なら、後から容量を増やせるのか」——手応えを感じたオーナーからよく出る質問です。結論を先に言うと、1台の中身を大きくするより、2台目を持つ方が現実的です。理由を整理します。
低圧という枠がある
当社の標準機はAC50kW/DC100kWh。これは低圧区分(50kW未満)に収まるよう設計されています。低圧は電気主任技術者の選任が不要など導入ハードルが低い一方、出力を増やして低圧の枠を超えると高圧扱いになり、要件が一気に重くなります(なぜ低圧なのか参照)。
1台の容量アップが難しい理由
すでに運転している設備は、PCS・電池・系統連系の条件が一体で設計・申請されています。ここへ容量を足すと、機器構成や系統連系の申請をやり直す必要が生じ、コストと手間の割に合わないことが多いのが実情です。
現実的な拡張は「2台目」
そのため、拡大したいときは既存設備をいじるより新しい土地に2台目を設置するのが定石です。1台目の運用実績を踏まえて条件の良い物件を選べる利点もあります(複数台運用のメリット参照)。
土地選びの段階で先を見据える
将来の拡張余地は、最初の用地選定にも関わります。隣接地に余裕があるか、その地域の系統に空き容量があるか——こうした視点は用地選びの段階で持っておくと有利です(用地選びのポイント参照)。
まとめ
「1台を大きくする」より「良い2台目を増やす」——これが蓄電池の拡張の基本形です。買い増しを見据えた設計は、1台目の相談の段階からご一緒できます。無料相談でお気軽にどうぞ。
