系統用蓄電池には、大きく分けて低圧(出力50kW未満)と高圧(50kW以上)の区分があります。当社が低圧に特化しているのには明確な理由があります。今回はこの違いを解説します(区分の基礎は低圧と高圧の違いもあわせてご覧ください)。
低圧と高圧の主な違い
| 項目 | 低圧(50kW未満) | 高圧(50kW以上) |
|---|---|---|
| 初期投資 | 数千万円規模 | 数億円規模になることも |
| 受電設備 | キュービクル不要 | キュービクル(高圧受電設備)が必要 |
| 電気主任技術者 | 選任不要 | 選任が必要 |
| 保安管理コスト | 小さい | 継続的に発生 |
| 参入のしやすさ | 個人・中小でも可能 | 事業会社向け |
低圧のメリット① 初期費用と維持費が小さい
高圧連系にはキュービクルの設置が必要で、これだけで大きな追加費用になります。さらに電気主任技術者の選任(外部委託の場合は委託費)が継続的にかかります。低圧はこれらが不要なため、投資額も維持費もコンパクトに収まります。
低圧のメリット② 個人でも始めやすい規模感
数千万円規模という投資額は、不動産投資の1棟アパートや区分マンション数戸と同じレンジです。太陽光投資を経験した個人投資家が次の投資先として検討しやすい規模であり、融資やリースの選択肢も組み立てやすくなります(融資と資金調達の選択肢参照)。
低圧のメリット③ 複数台への分散がしやすい
同じ1億円を投じるなら、高圧1ヶ所より低圧を複数ヶ所に分ける方が、場所のリスク(災害・系統事情)を分散できます。1台目で運用感覚を掴んでから買い増す、という段階的な拡大も低圧ならではです(複数台運用とポートフォリオ参照)。
低圧のデメリットも正直に
- 1台あたりの収益額は高圧より小さい
- 規模の経済が効きにくく、kWhあたりの単価は高圧より割高になりがち
- 適した用地(系統に空きがある低圧引込み可能な土地)の確保が競争になりつつある
デメリットを踏まえても、管理の手離れの良さと参入のしやすさが低圧の本質的な価値です。
まとめ
低圧蓄電池は、キュービクル不要・主任技術者不要という制度上の軽さを活かした、個人投資家に開かれた系統用蓄電池です。当社は低圧に特化し、用地確保から施工・保守まで一貫対応しています。低圧投資の具体的な収支感は無料相談でご説明します。
※区分・要件の詳細は関係法令・電力会社の規程をご確認ください。
