本記事は想定モデルです。 期間や流れは一般的な想定であり、実際は立地・系統状況・申請の進み方によって変わります。
低圧蓄電所が「投資の検討」から「実際に稼働する設備」になるまで、どんな工程をたどるのか。本記事では、ワンストップ体制での流れを時系列の想定モデルとして追います。
① 企画・現地調査
最初に、立地の確認と全体設計を行います。
- 面積・地盤・引込・周辺環境の現地調査
- 出力・構成(AC50kW/DC100kWh等)の設計
- 想定収支の組み立て
ここで現場目線の設計ができるかが、後工程のスムーズさを左右します。
② 系統連系の確認・申請
その立地で低圧連系が可能かを確認し、電力会社との協議・申請に進みます。低圧連系は高圧に比べて手続きが簡素で、概ね2〜3ヶ月が目安とされます(状況により変動する想定値)。
③ 施工
設計が固まったら、基礎工事から始まる現場作業に入ります。
- 基礎・架台の設置
- 蓄電池・PCS・接続箱の据付
- 配線・接地などの電気工事
施工と設計が同じ体制なら、「図面では収まるが現場で合わない」といった手戻りが起きにくいのが利点です。
④ 系統連系・運用開始
電力会社との連系手続きを経て、いよいよ運用開始です。充放電制御を立ち上げ、遠隔監視を回し始めます。ここからが収益を積み上げる本番です。
⑤ 運用フェーズへ
運用開始後は、遠隔監視と定期点検で安定稼働を支えます(保守点検の記事参照)。施工した会社がそのまま運用を見ることで、設備を熟知した対応が可能になります。
まとめ
企画 → 系統連系確認 → 施工 → 連系・運用開始 → 運用フェーズ ── この一連の流れが同じ体制でつながると、工程間の段差が減り、投資家の負担も軽くなります。信和はこの全工程をワンストップで担います(期間・数値はすべて想定です)。
